DropBox ITかあさん

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DropBoxで作るXAMPPのパーフェクトバックアップとスーパー同期

DropBoxで作るXAMPPのバックアップと同期

手探りでDropBoxを使い始めました。やりたかったことはXAMPPの開発環境をいつでもどこでも持ち運びたかったから!
まずは手始めとしてXAMPPのhtdocsとMysqlのバックアップをちゃんと取ること。

さらに、別のマシンでもDropBox上のファイルを同期してあげれば会社のXAMPPのhtdocsとMysqlの内容を自宅のマシン、どちらからも作業が出来るようになるわけです。

基本的な考え方

、基本的には

  • DropBoxの同期ディレクトリにXAMPPのhtdocsやmysqlのdataディレクトリを突っ込む

これだけです。

XAMPPのhtdocsとmysql/dataをDropBox同期ディレクトリに移動

Windowsの画面右下、DropBoxのアイコンを右クリック、設定を開き、高度な設定を確認します。
Dropboxの同期ディレクトリを確認する方法

Dropboxの同期ディレクトリを確認する方法

C:\Dropbox

私はC:直下にDropBoxを設置しました。いくらXAMPPのバックアップとはいえ、ややこしかったからです。場所はどこでもいいです。

XAMPPのhtdocsを

C:\Dropbox\Public\htdocs

こちらに移動しましたす。(念のため、コピーで設置してあげるのがよいでしょう。)
xamppのhtdocsフォルダをDropboxのディレクトリに複製

mysqlのdataディレクトリも移動

続いてMysqlのdataディレクトリも移動します。データベースの情報は以下のディレクトリで管理されています。

C:\xampp\mysql\data

XAMPP環境下にあるdataディレクトリを

C:\Dropbox\data

としてください。
htdocsのように、WEBページで直接これらのファイルは開くわけではありませんので、このdataディレクトリはけっこうなんでも大丈夫だと思います。

XAMPPのApacheの設定変更

XAMPPのApacheの設定を変更します。今までhtdocsをルートファイルとして認識していたものの向き先をDropBox同期ディレクトリにしてあげればよいのです。

httpd.conf

httpd.confを変更します。

C:\xampp\apache\conf\httpd.conf

以下の行を一番下にでも追加し、DropBoxのPublicをアクセス可能ディレクトリとします。

<Directory "C:/Dropbox/Public">
Options Indexes FollowSymLinks Includes ExecCGI
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

ポート番号によるディレクトリの変更を行っている場合

私の場合ポート番号でバーチャルホストをXAMPP内に複数立ち上げているので、

C:\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts.conf

このファイルの一部が、

<VirtualHost 192.168.1.**:50010>
DocumentRoot "C:/Dropbox/Public/htdocs/hoge"
ServerName dummy-host2.localhost
ServerAlias www.dummy-host2.localhost
ErrorLog "logs/dummy-host2.localhost-error.log"
CustomLog "logs/dummy-host2.localhost-access.log" combined
</VirtualHost>

後はApacheを再起動してあげます。

XAMPPのMysqlの設定変更

今まで
C:\xampp\mysql\data
でデータベースを管理していたものを、DropBox環境下のディレクトリに変更します。今回なら

C:\Dropbox\data

です。

C:\xampp\mysql\bin\my.iniの変更

dataディレクトリでMysqlが管理、保存されていくので、my.iniを以下のように変更します。

#datadir=”C:/xampp/mysql/data”←コメントアウト
datadir=”C:/Dropbox/data” ←追加

後はMysqlを再起動するだけで完了です。