ConoHa WINGの解約|「解約ボタン」は無い。自動更新を切るのが解約

先に結論

WINGパックに「解約する」というボタンはありません。 公式ガイドの案内はこうです。

「WINGパックの自動更新を無効に設定いただくと、契約満了日以降、 15日間の復旧可能期間を経てWINGパックの解約が行われます」

つまり解約手続き=自動更新を切ることです。 ボタンを探しても見つかりません。

表1:まず押さえる3つ
よくある誤解実際
解約ボタンがどこかにある無い。自動更新を無効にするのが解約(詳しく)
いつでも解約できる満了日の30日前から更新期間に入る。それより前に切る(詳しく)
解約すればアカウントも消える別。退会は全サービスを解約したあとの手続き(詳しく)
表2:契約の種類でやることが違う
契約解約の方法
WINGパック自動更新を無効にする
通常料金(時間課金)サーバー(WING)を削除する
有償の独自ドメインドメインの自動更新を無効にする
無料独自ドメイン個別に触らない。WINGパック側と連動している(詳しく)

「削除」と「解約」と「退会」は別物

検索すると3つの言葉が混ざって出てきます。別の操作です。

表3:3つの違い
何をするか料金は止まるか
サイトやWordPressを削除中身を消すだけ止まらない。契約は続く
サービスを解約自動更新を切る/サーバーを削除止まる
退会(アカウント削除)ConoHaアカウントそのものを消す全サービス解約後でないとできない

1行目が一番こわい勘違いです。 WordPressを消しても、サイトのファイルを消しても、契約は生きています。 自動更新が有効なら、次の期間の料金が発生します。 「もう使っていないから大丈夫」は通用しません。

表4:目的別にどれをやるか
やりたいこと必要な操作
サイトを作り直したいWordPressの削除だけ。解約は不要
お金を止めたいサービスの解約(自動更新を切る)
他社に移る移行してから解約(順番に注意)
ConoHaと完全に縁を切りたい全サービス解約 → 退会(アカウント削除)

WINGパックの解約

いつまでに切るか

ここが一番の落とし穴です。公式にこう書かれています。

「WINGパックはデフォルトで自動更新が『ON』となっておりますので、 ご解約をご希望の場合は、契約自動更新日(契約満了日から30日前)までに『OFF』に していただきますようお願い致します」

そして、「自動更新は『契約満了日の30日前』に自動で更新され決済されます」とあります。

30日前は「そろそろ更新ですよ」という期間ではありません。その日に決済が走ります。 しかも公式は、こう付け加えています。

「※自動更新後のキャンセルはできませんので、ご留意ください」

1日でも遅れると、次の契約期間ぶんの支払いが確定します。 12ヶ月契約なら、まるまる1年ぶんです。

表5:自動更新をめぐる日程(公式の記載)
タイミング何が起きるか
契約満了日の45日前自動更新に関するお知らせのメールが届く
契約満了日の31日前までここまでに自動更新をOFFにすれば解約
契約満了日の30日前自動更新日。次の期間ぶんが決済される。以後キャンセル不可
契約満了日契約が終わる
満了日から15日間復旧可能期間
15日経過後解約が行われる

45日前にメールが来ます。これを見落とさないでください。 届いてから動けば、2週間の余裕があります。 ConoHa からのメールが迷惑メールに振り分けられていないか、契約したときに確認しておくと安全です。

公式が挙げている具体例を、そのまま日付で追うと分かりやすくなります。

表6:公式の例(1月15日にベーシック3ヶ月を契約した場合)
日付内容
1月15日3ヶ月ぶんの決済が発生
1月31日まで無料期間
2月1日〜4月30日契約期間
3月16日契約満了日の45日前。お知らせメール
3月31日契約満了日の30日前。次の3ヶ月ぶんが決済

注目すべきは、契約期間が「申し込んだ日」からではなく「翌月1日」から始まっている点です。 申し込んだ月の残りは無料期間になります。 つまり満了日は、申し込み日からの単純な足し算では出ません。 自分の満了日は、コントロールパネルの契約情報で確認してください。

契約した日に、満了日の45日前をカレンダーに入れておくのが確実です。 メールと予定の両方で気づけるようにしておけば、取り返しのつかない更新を避けられます。

切ったあとに起きること

表7:自動更新を無効にしたあとの流れ
順いつ何が起きるか
1切った直後何も変わらない。満了日まで普通に使える
2契約満了日契約が終わる
3満了日から15日間復旧可能期間
415日経過後解約が行われる

自動更新を切っても、すぐ使えなくなるわけではありません。 満了日までは今までどおりです。早めに切っても損はしません。 迷っているなら、先に切っておいて、続けたくなったら戻すほうが安全です。

復旧可能期間の15日は、次の手続きにも効いてきます。 退会(アカウント削除)は、 この15日が過ぎてからでないと予約できません。

通常料金の解約

WINGパックではなく通常料金(時間課金)で使っている場合は、方法が違います。

表8:通常料金の場合
内容
やることサーバー(WING)を削除する
完了のタイミング削除を実施した時点で解約完了
請求解約された日時までの利用料金が、翌月の月初に請求される

削除したあとに1回だけ請求が来ます。 使った分の精算なので、これは支払う必要があります。 カードの有効期限が切れていると、ここで止まります。 退会まで考えている場合は、支払いが完了するまで待つことになります。

無料ドメインはどうなるか

WINGパックには独自ドメインが最大2つ無料で付いています。 解約するとき、これを別で手続きする必要はありません。

「ドメインが無料独自ドメインとして設定されている場合、自動更新の設定がWINGパックと連動しておりますので、 WINGパックの自動更新のみ無効に設定いただきますようお願い致します」

ただし、裏を返すと注意が要ります。公式の別のページにこうあります。
「WINGパックの自動更新をOFFにした場合、WINGパックに紐づく無料独自ドメインも 自動更新がOFFになりますので、ドメインのみ継続してご利用をご希望の場合は、 ドメインの手動更新をしていただきますようお願い致します」

サーバーをやめてもドメインは残したい、という場合、黙っていると一緒に止まります。 手動更新という操作が別に必要です。

表9:ドメインの種類で操作が違う
ドメイン操作
無料独自ドメイン(全部やめる)触らない。WINGパックの自動更新を切れば連動して止まる
無料独自ドメイン(ドメインだけ残す)ドメインの手動更新が別に必要
有償で取得したドメインドメインの自動更新を個別に無効にする

ここは判断が要ります。 無料ドメインが無料なのは「WINGパックの契約中」という条件つきです。 解約すれば、そのドメインは無料ではなくなります。

育てたサイトのURLを手放したくないなら、解約する前に決めてください。 他社へ移管するのか、ConoHa側で有償のドメインとして持ち続けるのか。 条件の詳細は クーポンコードの記事 に書きました。

表10:ドメインをどうするかの選択肢
選択やること注意
他社へ移管する解約の前に移管を始める移管には日数がかかる。満了日に間に合わせる
ConoHaで持ち続けるドメイン契約として残す無料ではなくなるので更新料がかかる
手放す何もしない他人が取得できる状態になる

退会(アカウント削除)の3ステップ

サービスの解約とは別に、ConoHaアカウントそのものを消したい場合の手続きです。 公式は3ステップで案内しています。

表11:退会までの流れ(公式の記載)
STEPやること
1契約中のサービスを確認する(コントロールパネルの「契約一覧」)
2契約中のサービスを全て解約する
3アカウント削除の予約をする

退会はすぐにはできません。公式にこうあります。
「アカウント削除予約は全てのサービスの契約満了日及び復旧可能期間の経過後に お手続きをしていただく必要がございます」

WINGパックなら、満了日+15日を過ぎてからということです。 契約した直後に「やっぱりやめたい」と思っても、退会できるのは契約期間が終わったあとになります。

いつから退会できるのかを計算するために、公式がツールを用意しています。

公式サポートに「退会(アカウント削除)予約可能日シミュレーター」があります。 契約満了日などを入力すると、アカウント削除の予約ができるようになる日付の目安が出ます。 自分で数えるより確実です。

表12:退会できない原因(公式の記載)
原因対処
解約されていないサービスがある先に全部解約する
支払いが完了していない請求がある支払いを完了させる
時間課金のサービスが契約中該当サービスを削除する
契約満了日を迎えていない満了日と復旧可能期間が過ぎるまで待つ
表13:アカウント削除予約の操作(公式の手順)
順操作
1画面右上のメールアドレスをクリックし「アカウント設定」を選択
2画面最下部の「ConoHaアカウントを削除する」をクリック
3コントロールパネルのログインパスワードを入力して「削除」
4削除予約が完了。予定日時点で請求が全て入金確認済みなら自動で削除される

予約はキャンセルできます。 公式に「アカウント削除日までにアカウント削除予約をキャンセルすることも可能です」とあります。 「アカウント削除予約中」の横のアイコンから取り消せます。 迷っているなら、予約しておいて後で考えるという使い方もできます。

お金の話

表14:解約とお金
WINGパック通常料金
支払い方契約期間ぶんを先に払う時間課金
解約のしかた自動更新を切るサーバーを削除
解約後の追加請求発生しない翌月月初に使った分の請求
いつまで使えるか契約満了日まで削除した時点まで

公式の記載です。
「長期利用契約(WINGパック、VPS割引きっぷ、ドメインなど)のサービスは、 自動更新を解除していただければ、契約満了日を迎えると解約となり、追加の請求は発生致しません」

WINGパックには「いますぐやめて返金を受ける」という手続きが案内されていません。 仕組みとして、先に払った期間を使い切って終わる形です。

これは契約前の判断に効きます。ConoHa WING には無料お試しがありません。 合わなかったときに途中で降りる道が無いということなので、 続ける見込みが立たないうちに36ヶ月を選ばないでください。 料金の比較は ConoHa WINGの評判 にまとめました。

解約の前にやること

契約が切れてからでは取り出せません。順番が大事です。

表15:解約前のチェック
順やること理由
1サイトのファイルを落とすpublic_html 配下を丸ごと
2データベースを落とす記事の本文はファイルではなくDBにある
3メールを退避する必要なものを別のアドレスへ
4ドメインをどうするか決める移管には日数がかかる(詳しく)
5他社へ移るなら先に移行して表示を確認戻れなくなる前に確かめる
6最後に自動更新を切る満了日の31日前までに(詳しく)

2番を忘れる人が多いところです。 WordPressの記事本文は、ファイルではなくデータベースに入っています。 wp-content だけ落としても、記事は戻りません。

他社へ移るときの順番は ConoHa WINGの評判 にも書きましたが、 新しいサーバーで表示を確認してから、古いほうを解約するのが原則です。 先に解約すると、失敗したときに戻る先がありません。

AIでやるなら

表16:AIへの頼み方
頼むこと向くか理由
契約満了日を伝えて「いつまでに切ればいい?」向く30日前という条件を渡せば計算できる
退避するもののチェックリストを作らせる向く抜け漏れの洗い出し
データベースの書き出しコマンドを聞く向く手順が決まっている作業
「ConoHaの解約ボタンはどこ?」向かない存在しない。自動更新を切るのが解約
返金されるかどうか向かない契約条件の話。公式か問い合わせで確認する
自分の契約満了日向かないコントロールパネルで自分で見る

よくある質問

解約ボタンが見つかりません

WINGパックにはありません。自動更新を無効にするのが解約手続きです(詳しく)。 通常料金の場合はサーバーの削除が解約になります。

いつまでに手続きすればいいですか

契約満了日の30日前から更新期間に入りますので、それより前に自動更新を切ってください (詳しく)。

自動更新を切ったら、すぐ使えなくなりますか

なりません。契約満了日までは今までどおり使えます(表7)。

WordPressを消せば解約になりますか

なりません。中身を消しただけで契約は続きます(表3)。

無料ドメインはどう手続きしますか

個別の操作は不要です。自動更新の設定がWINGパックと連動しているので、 WINGパックの自動更新だけ切ります(詳しく)。

解約したらドメインは使えなくなりますか

無料で持てるのは契約中だけです。 続けて使いたいなら、解約の前に移管するか、有償で持ち続けるかを決めてください(表10)。

うっかり自動更新されてしまいました

公式に「自動更新後のキャンセルはできません」と明記されています(詳しく)。 次の契約期間を使い切る形になります。

更新のお知らせは来ますか

契約満了日の45日前にメールが届くと公式に記載があります(詳しく)。 迷惑メールに振り分けられていないか、契約時に確認しておくと安全です。

サーバーはやめてドメインだけ残せますか

残せますが、黙っていると一緒に止まります。 WINGパックの自動更新をOFFにすると無料ドメインも連動してOFFになるので、 ドメインの手動更新が別に必要です(詳しく)。

解約と退会は何が違いますか

解約はサービス単位、退会はアカウント単位です(表3)。 退会は全サービスを解約したあとでないとできません。

退会はいつからできますか

全サービスの契約満了日と復旧可能期間が過ぎてからです(詳しく)。 公式に予約可能日のシミュレーターが用意されています。

退会の予約は取り消せますか

できます。アカウント削除日までなら、「アカウント削除予約中」の横のアイコンから取り消せます。

途中でやめたら返金されますか

公式ガイドには、途中解約して返金を受ける手続きの案内がありません。 WINGパックは先に払った期間を使い切って終わる仕組みです(詳しく)。 個別の事情は公式へ問い合わせてください。

まとめ

料金と評判の検証は ConoHa WINGの評判を公式情報で確かめる、 割引の仕組みは クーポンコードは存在するのか、 WordPressを入れる前に決めることは こちら にまとめました。

この記事の内容は、2026年10月26日に ConoHa の公式サポート (ConoHa WINGのサービスを解約する/ConoHaアカウントを削除する/退会(アカウント削除)の手順)を 開いて確認したものです。 手続きと期間の条件は変わることがあります。 このサイトは ConoHa WING を契約していないため、実際のコントロールパネルは確認していません。 作業するときは公式ガイドを開きながら進め、金額や期日は自分の契約画面で確認してください。